夏と言えば海水浴、カップルから家族連れまで楽しめる海は最高ですよね?
子供の夏休みの思い出作りも良し、一夏の思い出作りにも最適な場所だと思います。
しかし夏になるとメディアでは多数の海水浴場での水難事故が毎日のように放送されていますよね?
海は注意事項を守れば楽しい時間を過ごすことが出来ますが、舐めていると大きな事故に繋がります。
そんな海での事故を起こさないためのたった3つの注意事項を、海をよく知るローカルサーファーからアドバイスさせて頂きますね。
ぜひ頭に入れて頂いて楽しい時間を過ごして下さいね♪
事故を起こさないためのたった3つの注意事項
細かい所まで列挙するときりがないので本当に危ないよって所を上げさせて頂きますね。
私も危険な思いをしているからこそ、それなりに信憑性はあると思いますし意外と新鮮だと思いますよ!
海水浴場以外では入らない勇気を
夏の海水浴場は基本的にはどこも激混です。
海水浴場以外は空いていますが、決して入らないようにして下さい。
下記のような看板が建てられていることが多いと思います。
もちろん遊泳禁止に指定されているにはそれなりの理由があります。
そこの場所が地形的に遊泳に適していない
潮の流れが発生することが多い
海の地形はすぐに分かると思いますが、やっかいなのが潮の流れです。
別名でカレントとも呼ばれています。
海水浴場でも日によっては厳しいカレントが発生する可能性もありますので簡単に説明します。
カレントには、岸から見て左右に流れている場合と沖に流れてる場合のがあります。
左右に流されるのも十分怖いのですが、もっと怖いのが沖へ流されるカレントです。
このカレントは離岸流又はリップカレントと呼ばれています。
海を見渡すと波がたっているのにもかかわらず、部分的に波がたっていない所が離岸流が発生している可能性が高いです。
サーファーはこの離岸流を利用してアウト(沖)へ出ていくんですが、これに嵌るとパニックになります。
私も数名助けた経験があります。
もし離岸流にはまってしまった場合の対策は、離岸流からまずは離れて(左右どちらかに必死でこぐ)から岸へ向かうようにしましょう。
台風が近づいている時、過ぎた後も数日は入らない
海は台風が近づくと急に姿を変えます。
もちろん台風当日などは、危険であるという認識はあるとは思いますが意識してほしいのがその前後です。
上記の画像のように台風が日本列島からかなり遠くでも台風の力は物凄いもので、波長の長いウネリが届いてきます。
つまり天気は快晴にもかかわらず、海はしけ始めているということがあります。
ちなみに台風が近づいている時は、数時間で海の姿は一変することもありますので要注意です。
体を十分に起こして準備運動はしっかりと
食後は海に入らないのは周知の事実なんですが、準備運動の認識が甘いと思っています。
特に、体を十分に起こして海に入って頂くことを推奨します。
遠くから海に来られる方は、車の中で寝ている人が多いのではないでしょうか?
海に到着後、すぐに海に入る前に体を十分起こしてあげて下さい。
なぜか?いきなり冷たい水に入ると想像以上に息が続かないからです。
この状況で波に巻かれるとパニックになる危険性があります。(経験者です)
後は準備運動をしっかりとして下さい。
海の中で足をつったりすると水になれていないと殆んどの方がパニックになります。
この事故も本当に多いです。
特に千葉や茨城などは、湘南地域と比較すると水温は低いので気を付けて下さいね。
まとめ
これさえ守れば重大な事故は防ぐことが可能だと思っています。
他にもサメやクラゲ、日焼け対策等ありますが上の3つと比較すると優先順位は高くないと思ったので割愛させて頂きました。
一つだけ追記するとしたら、カツオノエボシというクラゲだけには気を付けて下さい。
青く綺麗なクラゲなんですが、めちゃくちゃ晴れます。
決して触らないようにして下さい。
事故は起きてから後悔しても遅いです!
注意事項を守って楽しい海水浴を楽しんで下さいね♪